ご挨拶
スリランカの若者にとって日本は魅力的な留学先・就職先の一つです。 一方で既存のエージェントの中には、日本に行けばいくらでも稼ぐことができると謳い、不当な請求をしたり、借金をさせたりする事業者もあります。 また、渡航前の語学学習レベルが基準を満たしているといっても実際には、話すことができず、日本に行ってから困るケースも多くあります。 私たちは、そのような課題に対応し、それぞれの渡航者が日本に行く目的を十分に果たせるようにお手伝いいたします。
私たちのミッション
- それぞれの候補者の目的を達成できるよう、それぞれの候補者の目的に合った渡航方法を提案します。
- 全ての必要経費に関する情報を事前に明示し、不当な請求が発生しないようにいたします。
- 日本の規則に則った渡航方法を説明し、渡航後に齟齬が起きないようにします。
日本語教室
日本渡航に必要な条件となる、N5/N4に相当レベルまでの日本語教育を提供いたします。
テストに受かるためだけに勉強しても、実際は日本に行った時に会話ができないということもあります。
当センターでは実用的な日本語のクラスを提供し、日本に渡航後に生活で困らないようにいたします。
レベルチェックテストなどを通じ、会話を学ぶと同時に適切なレベルの日本語を身につけられるようにいたします
ビザ取得支援
スリランカから日本に渡航するためには必ずビザが必要になりますが、ビザ申請のためには多くの書類が必要となります。
書類の作成は経験がないと難しいこともあるため、当センターで必要書類の作成支援をいたします。
それぞれの方が目的に合ったビザを取得できるよう支援し、日本渡航を円滑にするお手伝いをいたします。
留学支援
日本語学校に留学し、日本語を学ぶための支援をいたします。
日本語学校の紹介、申請支援、ビザ取得支援を行います。
それぞれの渡航希望者の日本語学習目的と渡航先の希望をヒアリングし、適切な学校を紹介します。
また、日本渡航後に困らないよう、渡航後の支援もいたします。
特定技能職業紹介
特定技能で日本に渡航することを希望する方の職種テストの指導及び、日本の提携先経由で職業紹介をいたします。
日本で希望する仕事をできるように、カウンセリングし、適切な就職先を紹介いたします。
ビザの取得支援など、渡航までの準備をお手伝いいたします。
日本文化研修
スリランカと日本の文化・習慣や倫理観には大きな違いがあります。
日本の文化や習慣を知っておくことは、日本で継続的に生活する上でとても重要です。
日本に渡航後に困らないよう、事前に当センターで事前に研修をいたします。
ご紹介までの流れ
募集:職業訓練校との連携のほか、ウェブサイト・SNSを通じて募集をかける
コンサルティング:日本に渡航する目的をヒアリングし、適切な方法を案内する
申込み:これまでの学習履歴・動機・資金力・家族環境などの詳細を記入していただく
面接:申し込み書類の内容及び学習意欲を確認し、スクリーニングする
学習:随時レベルチェックテストや、ヒアリングを実施し、フォローアップをする
面接・申請:目的に沿った学校や職業を紹介し、申請や面接の支援をする
ビザ手続き:必要とされる書類の準備の支援をする
渡航:渡航後に必要となる手続き面などで、スリランカ側で必要な支援をする。渡航後も随時連絡し、学習状況を確認する。
スリランカにおける現状の課題
- これまでの現地の留学支援機関やブローカーの中には、不当な料金を請求したり、日本に行けば留学でも稼げるといった誤った情報を提供し、生徒を集めている機関がある。
- 日本に語学留学することで稼げると言った誤った知識のために、日本に行くために借金するものの返済できなくなるといった問題が発生することがある。その結果不正な手段で働いてしまうことがある。
- 日本に行ったものの、それほど目的がはっきりしないため、モチベーションがあがらず、日本に行くことの意義を果たせない生徒もいる。
- 渡航前の日本語学習が、日本語の試験のための学習となってしまい、N5/N4レベルを学習していても、日本渡航時に会話ができないため、不都合が生じる。
日本語学校の特徴
【入学前】
日本に行く長期的な目的を明確にし、確認した上で、日本語学習を行う。また、学習の過程で目的の確認をフォローアップする。
事前にスクリーニングを行い、日本での学習意欲が高い生徒を選別する。職業訓練校などと連携し、ポテンシャルの高い学生を募集する。
日本渡航まで及び渡航後に必要とされる費用を事前に明確にし、支払い能力を確認する。家庭環境を含め、資金面の問題がないことを確認する
【入学後】
学試験のためだけではなく、来日後にすぐに役立つ、よく使われる日本語を教育する。
繰り返し会話を行うことで、日本語を話すことに慣れる
講師に日本人が指導するとともに、日本人が生徒との直接会話の練習をおこなう。
日本の法規制・ルール・文化面を渡航前に指導し渡航後に問題が起きないようにする
事業運営メンバー
高野友理
青年海外協力隊としてスリランカに派遣されて以来、約20年にわたりスリランカに携わってきた。この経験から、スリランカ人の考え方や文化に理解を持っており、日本人の考え方との違いがわかるため、この観点から日本への留学希望者を指導することができる。
ICNETに在籍中は外国人材の送り出し・還流案件に携わった経験から、日本に外国人を送り出す各種制度に精通している。この経験を活かし、スリランカから日本への留学生が日本で学び、帰国しスリランカの成長に貢献できる事業を行いたいと考えている。
MBAを取得しており、ビジネスの観点から途上国の社会課題解決に貢献できるよう努めている。
Sajeewa Gunasekara
日本に12年間滞在した経験を持ち、日本語に堪能である。スリランカの法務省に認定された日本語翻訳者として、公的文書の作成や翻訳業務に携わっている。
日本語教師としても、10年以上の経験を持ち、多くの生徒を日本の日本語学校に紹介してきた経験を持つ。これまでの教育の経験をカリキュラムに落とし込んでおり、生徒たちの学習をより効果的にサポートすることがでる。
面接から、生徒の指導方法及びビザ申請の手続き、日本での生活支援まで、幅広くサポートすることができる。
多くの生徒を日本の法律に則った形で方法で日本での留学に送り出し、目的を達成して帰国できるようにしたいと考えている。